睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が停止するため、身体が酸素不足の状態に陥り様々な合併症を引き起こすことが分かっています。また、無呼吸により深い睡眠(熟睡)することができず、日中の仕事の効率に影響がでることもあります。また、車などの運転時に、注意力の低下や眠気から重大な事故を起こす可能性もあります。メタボリックシンドローム、高血圧、心疾患、糖尿病、脳卒中などを合併しやすいといわれています。
うつ病と診断されることもあたり、高血圧や不整脈、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞にかかる危険性が2~5倍に上がります。うつ病と診断されることもあり、成人で1時間に20回以上(3分に1回)の無呼吸が続き、治療をしない場合、長期に及ぶと約40%が死亡しているという報告もあります。
男性ばかりの病気ではなく、いびきをかく閉経後の女性は心筋梗塞の合併が多いことも知られています。
2023年02月28日 10:37